政治倫理条例制定をめざして・・・ http://wakao.seikatsusha.net
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2008 年 7 月 4 日
政治倫理条例制定をめざして・・・
〜記者会見しました〜
6月議会の最終日。10人の議員が共同で記者会見を行い、政治倫理条例の制定をめざす共同アピールを発表しました。

政治倫理条例制定を目指す背景

これまで3月議会までの経過の中、市長の親族企業である黒須建設が、市の土木工事で受注成績ナンバーワンという状況があることに対し、おかしいのではないかと意見があり、疑義を持たれることのないよう、政治倫理条例の制定をすべきではないかとの市長への投げかけが複数の議員からありましたが、市長は公明正大にやっているので必要がないとの答弁が続いてきました。

このような状況がある中、今回6月議会で上程された第63号議案の七中学校体育館改築工事請負契約では、工事を受注した事業者が黒須建設であり、黒須建設は、これまで以上に受注額を上げ、今年度初めの段階ですでに4億4,900万円もの受注総額を得る状況であることがわかりました。また、落札率は99.92%と実質的には価格競争はない状況です。なぜこうした状況が生まれるのか。その背景には、八王子市が多摩地域にさきがけて導入した工事施工計画総合評価方式の入札制度にも大きな課題があります。

黒須建設は、過去3年連続、土木事業分野で市内事業者の中で受注件数ナンバーワンです。総合評価方式では、過去に受注実績のあるところが、技術点として有利に評価され、いわば寡占を生むしくみがあります。過去の実績評価は、国の総合評価方式のガイドラインが示す5年間ではなく、2年間であり、この年限の区切り方もまた黒須建設を有利にする材料になっています。
また技術点の評価は一位満点方式であり、素点がたとえ1点違いでも満点がもらえるため、技術点が高いところは、事実上2位からの逆転は不可能なしくみであり、価格競争をしなくても受注できることになります。結果として、99.92%もの高落札率を生むことになりました。

今回の議案では、こうした総合評価制度そのもののあり方が寡占を生むしくみであることが明らかになり、また市長の親族企業である黒須建設が、3年連続トップであること、さらに今年に入って過去を大幅にしのぐ勢いで受注額を伸ばしている点についても疑問を感じざるを得ないとの意見が複数の議員から示されました。
私も今回の議案審査では、会派代表質疑に加え、文教経済委員会での質疑で、総合評価方式の入札制度の課題点を厳しく指摘し、改善を求め、また寡占状況を生む制度の中に市長の親族企業がいることの問題点を指摘しました。

こうした状況を踏まえ、政治倫理条例については、議案に反対した議員を中心に、公明正大な市政を作っていくためには、条例制定の必要性だと強く痛感。今後は市民の皆さんと一緒に活動をし、提案をしていくことを確認し合い、まずは賛同する10人の議員の共同記者会見という運びになりました。
目指す政治倫理条例では、首長だけでなく、議員も自ら襟を正すという視点ももちろんあります。これまで多摩市や国分寺市での条例制定の経過や内容も踏まえ、市民的議論を高めながら取り組みを進めていき、議会の中でも多くの議員の賛同を得ていきたいと思います。ご関心のある方はお問い合わせ下さい。


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