2008 年
4 月
7 日
カテゴリ:活動報告
市民の力で省エネと自然エネルギーの推進を!
〜地球温暖化対策は待ったなし。世の中のしくみを変えていこう!〜
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3月23日、環境NPOの八王子エコメッセ3周年記念イベントが開かれました。記念講演では「エコライフのうそ・ほんと!?〜今地球温暖化対策として私たちができること〜」のテーマで田中優さんのお話をお聞きしました。
田中さんは、地球温暖化問題やエネルギー問題を研究され多岐にわたって活躍されている方です。すでに田中さんのお話は何度か聞いていますが、3月18日に南極から帰って来たばかりという田中さんのお話はさらに興味深く、背中を押される思いでした。
南極の氷がどんどん融けていく・・・ 「南極大陸の西部で、2006年に氷床から海に流出した氷の量は、1996年に比べ1.6倍に増え、南極の半島では2.4倍になったと推計されている。」かつては氷に覆われていた南極大陸の地肌があらわになっている写真を見てため息がでました。 太陽の熱は氷に当たった時は跳ね返されていくが、海に当たった時は吸収され、海水が熱を吸収し、暖められていく。そして、暖かくなるからまた氷が融けるのだそうです。 もちろん、北極の氷も南極同様どんどん小さくなっています。海洋開発機構が2007年の8月の観測で「北極海の氷は過去最小になった。日本3つ分が消失した。」と報告しているそうです。
地球温暖化対策が手遅れにならないうちに 地球温暖化対策も、ある時期を過ぎるともう止められない。人間がいかに努力しても止められないと言われている時期まで、ハンセン博士の説では、後8年だそうです。
一体エネルギーを大量消費しているのは、誰? 省エネが必要だと誰しもが認めるところがですが、個人の努力に頼る省エネだけではなく、省エネを阻むおかしな構造も変えていかなければならない。省エネが強調されている家庭からの二酸化炭素排出量は全体の八分の一程度。 一方、産業部門のエネルギー消費の割合は大きい中、電気料金は使えば使うほどお得な電気料金体系になっていて、赤字になりそうになったら、電気をいっぱい使って生産コストを下げるよう企業内で支持がされる。こんなおかしなことがまかり通っていて、電力会社は、市民にばかり省エネを呼びかけて、ピーク電力を下げようなんて言っている。でもピーク電力を作り出しているのは、大半が産業部門での電力消費。「しくみを変えることがいかに大切か!」と田中さんの話を聞いて改めて納得!
家庭の中での省エネはどうすればいい? エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビが家庭の電力消費の四天王。中でも年中絶対に電源を切れないのが冷蔵庫。「省エネ冷蔵庫でなまけものの省エネを。」省エネ冷蔵庫への買い換え融資制度をつくり、自らも実践し、データをとって有効性が実証できたとのこと。多くの参加で効果を上げることが重要なんですね。
省エネのつぼは? エネルギーの性質を知って使う。暖房は、電気より熱を出すのが得意なガスなどを活用する。明かりは省エネ器具を使う。住宅の窓の断熱を高める。夏は自然の力、緑のカーテンで断熱。電力の3分の1を減らせば原発はいらなくなる。そして、少しの電力なら、自然エネルギーでも十分にまかなっていける。
日本政府は自然エネルギーは、不安定だとの理由を付け、推進しようとしていない。でも、デンマークの56%の電力は自然エネルギーだそう。省エネと自然エネルギーの推進をセットで進めていく。地球温暖化対策も本当のことを知りながら取り組んでいくことが重要だと改めて痛感しました。田中さんのお話で勇気づけられました。
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