「李下(りか)に冠を正さず」李(スモモ)の木の下で、冠を曲がっているのを直すと、李の実を盗むのかと疑われる。人に疑われるような行為は最初から避けるがよい。中国の君子の行いに対する故事ですが、八王子市政においても、この理念を市政における大切な理念として確認し合い、実現することが今まさに求められています。
3期目の黒須市政の行方は・・・?黒須市長の実弟が経営する親族企業黒須建設は、市の公共事業を次第に数多く受注するようになり、その受注総額は市内事業者で連続トップであることが3月議会で明らかになりました。また市が新たに導入をした総合評価方式の入札制度のもとで、黒須建設の99.92%の高落札率の案件が議案としてあがり、市の総合評価方式の入札制度の設計の課題も浮き彫りになりました。またさらに、市長選挙で黒須市長が、市の工事を請け負っていた業者から移動事務所の用地を無償で借りていた問題で、公職選挙法違反の問題も浮上し、親族企業との関係だけでなく、市発注の工事請負業者との関係性についても、疑念が生まれる状況があります。 また市長の黒須建設の株所有について議会でも新聞でも取り上げられたことから、市長は最終的にすべての株を手放しましたが、市長就任から昨年までの8年間でその配当金は、747万円にも登ることが今議会で明らかになりました。
一般質問で市長答弁・・・市民感覚とはずれていることが明らかに「黒須建設の受注総額がトップというけれど受注総額はたった2億ほどじゃないですか。(受注の自粛には)社員の生活があるんだからそんなことは言えない。黒須建設の株は、売った後の今でも問題だと思っていない。株は持ってて非難され、売ったら売ったでどうして売ったと言われ、どうしたらいいんですか。」といった内容の発言を一般質問の答弁で展開しました。また、株の配当については、「配当を受けていたのは事実だが、法的にはなんら問題はない。」と市長はコメントしていますが、「一方で疑惑の対象となるので、株はすべて手放した。」とも発言しました。 「市長の親族企業の受注の状況や市長が親族企業の株所有で配当金を750万円近くももらっているというのは、おかしいんじゃないか。」「親族企業との関係に線引きをした方がいい。」という声を市民の方からたくさん届いています。またこうした声は、市長を熱心に応援してきた人からも聞きました。
一般質問の市長答弁では議員の質問に対し、「足を引っ張る」との不適切発言もありましたが、議員から投げかけられた質問は、普通の市民感覚からして当然感じた市民の疑問を受けての議員の質問であり、市民の信託を受け、市民の声を受けて活動をしている議会の軽視、市民の声の軽視につながり、非常に問題です。 市長は議会での質問にきちんと答えていき、失墜してしまった八王子市政への信頼回復を早期に果たしていくことが求められています。
市民の求める政治倫理の確立で信頼ある市政にそして、市長だけでなく議員自らも襟を正すことが重要です。9月議会で「八王子市政治倫理条例の制定をめざす議員の会」の13人の議員が議員提出議案として、「八王子市政治倫理条例」を提出しました。今まさに市政信頼回復の大きな一助となるこの条例を早期に可決させ、市長も議員も、自ら襟を正し、政治倫理を確認し合うことは、市民が求めている公正公平な市政への実現へとつながると確信しています。
16日の総務企画委員会で審議での可決に向け、皆さんの委員会傍聴での応援よろしくお願いします。
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